鳥甲山の初秋

最初にその険峻な峰に接したのは、対面の苗場山からである。
中津川の源流をはさんで、まるで怪鳥が羽ばたいたような山容と
赤い岩肌が印象的で、登頂できる日を夢見てきた。

登山口は、長野県・新潟県の最奥の秘境秋山郷
山頂付近は痩せた尾根が連続して、崩壊も激しい峰であるが
久しぶりの山仲間と、静かなる山旅を堪能することが出来た。
                                                                      
   

レポート: 2006年9月9日
場 所 : 長野県栄村
ルート : 切明登山口(標高1000m)〜白クラ〜鳥甲山頂上〜赤クラ〜屋敷温泉登山口 


<写真をクリックすると、大きな写真にリンクします(サイズは480×360)>
            
光芒の鳥甲山
登山日の早朝、雲の中から
突然現れた、光芒の山
切明登山口
数台の駐車場がある
駐車場の案内板

 
夏の名残りの花

白クラの頭を望む
登山口から、樹林帯の急登
尾根に出ると展望が開ける。
最初の鎖場
グラグラした頼りない梯子と
鎖が現れる。
痩せ尾根のクサリ
木の根や崩壊で、後ろ
向きで下りる。
両脇が崩壊した尾根
下は数十m崩れており
立ってあるのが怖い。
赤クラ沢の崩壊
岩というか、赤い土砂という感じ
雨が降ると崩壊が進む。
 
カミソリ岩を振り返る
巻き道が有るが、ロープや
クサリも無い危険箇所である。
鳥甲山の山頂
展望は無く、笹に覆われて
大勢で座る場所は少ない。
頂上手前からの展望
秋山郷の集落と苗場山
奥滋賀の山々の展望
翌日の朝焼け
和山温泉に宿泊した翌日
赤い山稜がより赤く輝いた。
 


コスモスと鳥甲山
秋山郷では、初秋のコスモスが
咲き誇っていた。



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