常念岳の5月

常念岳は写真家や芸術家を魅了した秀峰であり、麓の安曇野は
多くの芸術家を育てあげてきた。
頂上からは槍穂高連峰が目前に望まれ、稜線の登山道は
北アルプスの表銀座通りとして親しまれている。
春5月、安曇野は林檎や桜花が満開の季節であるが
標高2875mの常念岳は、未だ残雪豊富な雪山の世界である。
しかし日照時間が長くなる4月下旬になると、気温が一気に上がり
夏とは違った純白の槍ヶ岳や穂高連峰を堪能できる。
                                                                                                        
   

レポート: 2006年5月1日〜5月3日
ルート : 安曇野穂高温泉郷=一ノ沢常念登山口〜常念小屋〜大天井岳〜燕岳      


<写真をクリックすると、大きな写真にリンクします(サイズは480×360)>
         
穂高温泉郷の市営駐車場
未だ満開の桜が咲き誇る。
一ノ沢の常念岳登山口
未だ芽吹き前の季節である。
歩き始めて10分、そろそろ
残雪量も多くなる。
一の沢上部
下山中の登山者たち
一ノ沢上部
傾斜も一段と増してくる。
雪に埋もれる常念小屋
今年は屋根の軒下まで雪に埋まる。
横渡岳中腹より
常念岳と小屋を望む
小屋内の外来者・自炊者休憩場
安心の安らぎの場である。
小屋のベランダより
三日月と槍ヶ岳を望む。
 
絶景・槍穂高連峰
小屋前からの展望。
奥穂高岳と北穂高岳
今年は、例年より雪が多い。
紅の朝日に染まる
槍ヶ岳。早朝5時頃。



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