穂高連峰を間近に臨む涸沢の紅葉は格別である。 例年だと10月初め頃であるが、今年は一週間以上遅れて 7日〜9日頃が紅葉の最盛期、同時に新雪も訪れた。 真赤なナナカマドや黄金色に輝くダケカンバを前景に 新雪の衣を被った穂高連峰が朝日に輝いた。 今年8月初めに訪れた際には、涸沢カールは未だ多くの雪が残り 豊富な高山植物の開花も遅れていた。 7日の新雪で、短い夏と秋艶の秋は一気に終演・・・・ 涸沢はこれから永い長い冬眠の季節が到来する。 |
レポート: 2006年10月8日〜9日 |
秋彩涸沢のプレリュード・・・ 3連休初日の7日、思わぬ秋嵐に襲われた涸沢は 純白の初雪に見舞われた。 9日の早朝には、残月の穂高連峰が真赤に燃えた。 |
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真赤なナナカマドの衣に 純白の新雪が・・・ |
凍りついた涸沢池に投影した 涸沢岳と紅葉 |
新雪と紅葉の衣で装う 前穂高岳。 |
新雪と紅葉の衣で装う 穂高・涸沢岳。 |